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栗城さんの登頂失敗と芸能人の100kmマラソン

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記事とは関係ない写真。

 

栗城さんがエベレスト7回目の失敗をした。

lineblog.me

非常に残念である。ただ、行間を読んでいくと、違和感を感じてしまった。

 

一気に話が変わるが、夏に芸能人が約100km前後走る番組がある。

 

あれに、非常に感動する人がいる。その一方で、冷めてみている人もいる。

 

私は、どちらでもないが、基本的には前者である。

 

ネット上で見ていると、最終的に、時速4kmとか5kmだから、歩いても余裕じゃんという意見だけはちょっと、許せない。

 

100kmは、本当に辛い。まだやったことのある人が言うのであれば、わかるけれども、
やったことのない人が言わないでほしい。いくらサポートがあったとしても、辛いから。

 

あと、もう一つ。実際の100kmマラソンで最終ランナーを見るのは本当に感動する。

 

同じ距離を早く走る人よりも、遅いランナーのほうが辛いし、苦しいと思う。
これは走ったことのある人にしか、わからない気持ちだと思う。

 

途中の葛藤も想像できるし、最後まで諦めない精神が素晴らしく感じる。
そして、リスペクトする。

 

別に100kmでもハーフマラソンでも何でもよくて、何かに新しく挑戦することはやはり素晴らしいのだと思う。

 

私が100kmを何度も完走していても、はじめて10kmやハーフマラソンを走る人にすごいねとか素晴らしいねというのは、嫌味ではなく心の底から言っている。なんか、仲間が増えた気分にもなるし。

 

ただ、登山家というプロであるにも関わらず、ことごとく、失敗し、それで、夢がどうの語って、講演して、お金をもらっているのは、どうなのかなと。

 

ブログにこう書いてある。

 

『元々、山はクレイジーな世界です。普通よりちょっとクレイジーな方がやっぱり面白いし、そして、その「クレイジー」は僕だけでなく、多くの人が持っています。』

 

夢を語り、クレイジーな挑戦をするのであれば、クレイジーな練習をこなさないといけないと思っている。


特に、誰もが到達していない、未開の挑戦であるならば。別に奇抜な練習という意味ではなく、他の誰もが呆れるような単調な練習の繰り返しもクレイジーな練習に入る。

 

この方は、クレイジーな練習をしているのだろうか。
一緒に練習されている方はぜひ、教えてほしい。

 

いろいろなサイトを見ていたりして、このリンクの情報が本当かどうかわからない。

www44.atwiki.jp


ただ、他のブログなども見ていると、信憑性も高い。

 

フルマラソンで、6時間台で走るぐらいの走力だったら、非常に残念で仕方がない。
プロの登山家なのであれば、そんなはずはない。


ファンランで、仮装して、みんなとハイタッチしながら、登山の素晴らしいさを伝えながら走ったに違いない。

 

Web上で、実際にとった装備やルートを見て、登山家の証言で、厳しいものが多い。

 

講演などで、夢を語るのは少々納得いかない。特に、子ども向けにはどうかなと。夢は夢として、結果を出してから、やってほしい。

 

私自身が、夢だけを語るセミナーや成功セミナーのようなものがあまり好きではないというのもあるけれども。


お金の集め方とか、大人向けなら、全然問題ない。好き好んで行く人達だから。

 

そんな事を考えていたら、あー、この人は芸能人に近い登山家なのかと。
そう考えたら、納得でき、腑に落ちた。

 

栗城さんよりも、体力がある人はたくさんいると思う。実力がある人もたくさんいると思う。


しかし、これだけのスポンサーや応援者を集められる人はそういない。
心から尊敬する。余程何かを持っているのだろう。

 

そして、有名になるということはそれだけの批判を受けることにもなる。
それに耐えうる力も本当にすごい。自分には真似出来ない。

 

それは、それで、プロなのだと思う。

 

ビジネスの場でも、顔がよく、気配りができれば、それだけで売れる事が多い。
それはそれで立派な才能だと思っている。他の人には真似できない。

 

スポーツでも、美女で、人気先行型の人もいる。でも、それで、客が集まり、ファンを喜ばしているのであれば、立派なトッププロだ。

 

実力があっても、人気がなく集客力がなければ、プロとしては、失格だと思っている。

 

ぜひ、次こそは、登頂してほしい。