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日清食品40年COBOLを使い続けた!?

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日清食品がメインフレームを使い始めたのは1977年だ。直近では富士通製の「FUJITSU Server GS21 1400」を利用。受発注システムなどの基幹システムは40年にわたってCOBOLで「手組み」してきた。

 長い歴史の中で、社内部門や顧客企業の要望に応じて作り込んだシステムは増える一方だった。メインフレームで稼働するシステムは約60件、プログラム数は約2万本に及んでいた。

ニュース解説 - 日清食品、40年使い続けたメインフレームを撤廃:ITproより引用

 

40年もCOBOLという古い言語を使っていたことにびっくりしました。こうやってみると、銀行だけでなく、まだまだ昔からシステムを構築しているような会社はCOBOLを使っている会社もまだまだ多いかもしれません。

 

システムを改変することによって、下記のように長時間残業社が0になったようです。

2017年1月までにメインフレームの約60件のシステムは全廃し、メインフレームを撤去した。それ以外のシステムも54件にまで減らした。約50人が所属する情報企画部はこれまで慢性的な残業に追われていたが、極端な長時間残業者はゼロになり、総残業時間も前年比2~3割減で推移しているという。

 

システムを改善するのはつい後回しにしがちです。既存のものでも、問題ないといえば、問題ないですからね。

 

ただ、改善できる時に、積極的に改善したほうがいいでしょう。特に、過去のシステムをずっと使っていたり、ITを導入していないような会社であれば。

 

日清という大きな会社だけでなく、中小企業にも同じ事がいえると思います。