藤井聡太四段がメディアを騒がしていることに思うこと。
私の趣味の一つが将棋。
私の母まで、藤井四段の事を知っていたことにびっくりした。
今の将棋の名人は誰か?という質問に多くの人は答えられないだろう。
ちなみに、羽生さんではない。羽生さんは、今現在、名人と竜王以外のうち、タイトルを3つ持っているので、羽生三冠と呼ばれている。
答えは佐藤天彦名人、貴族と呼ばれている男である。
さて、話を戻すと、藤井聡太四段はトッププロを相手に、快進撃を続け、デビューから、現在16連勝中。
非公式戦ながら、羽生三冠、佐藤康光九段(現在の会長)、深浦九段というA級棋士(将棋界の中でトップ10人)を撃破しているのがすごい。
野球でいえば、高校1年生がプロ相手に、完封勝利しているような感じ。
羽生三冠以上の天才はもう出てこないと思っていたら、びっくり。
棋譜(どっちが勝ったか、どういう将棋だったのかがわかる記録のようなもの)も見ていますが、終盤ほぼ間違えないので、それが本当に凄いなと。
藤井聡太四段が負けた棋譜を見ると、序盤、中盤で、差が出てしまったものが多い。
藤井聡太四段に勝つには、終盤までに、リードを保てるかどうか。それぐらい、終盤が強い。
指せば指すほど、強くなっている。そして、何よりも謙虚。普通の14歳、15歳なら、調子に乗るだろう。
「羽生さん?正直残念でした。。。」とか、そんな事一切言わない。
世間が騒いでいても、勝負が始まれば、目の前の一手一手に集中している。
将棋界は、去年、暗い話題(スマホ不正問題)があり、それが世間を賑わしていたので、明るい話題は大歓迎。