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大学を中退して起業は失敗する?レールに沿ったつまらない人生を送っていいの?

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身の回りで流行っているこの記事。

 

4ヶ月で大学を中退し起業します。レールに沿ったつまらない人生はもう嫌だ。

この記事を読んで、コメントを見てみると、多くの人がネガティブなお話と少数のポジティブな意見の割合かなと。


キーワードは「レールに沿った人生はつまらないのか」というとこなのだろう。

 

「レールに沿った人生」の言葉の定義があいまいだけれども、大学か専門学校を出て、就職した人を指すと考えると、多くの人を指す。

 

そういう人たちを馬鹿にしているようにも感じられるので、ネガティブな意見は集まりやすいのかなと。

 

その中ですごくしっくりとした記事はこの2つ。

 

仕事の大半はルーチンワークで、楽しいのはごく一部だよ。

 

『レールの乗った人生というのが何を指しているかわからないけど、お仕事はルーチンワークというレールの上を進まねばならない。あなたが憧れている方も滅茶苦茶レールの上を歩いている。

 

社長でもフリーランスでも会社員でもアルバイトでも、みんなに言えることですが、「仕事で楽しいのはごく一部で、大半はルーチンワーク」です。同じことを繰り返すのが仕事の大半。

 

何かを継続することは、同じことを繰り返すこと。仕事を変えたいと思って行動しても、帰結する先はルーチンワークなんですよ。なので、こいつを楽しめなかったら無茶苦茶消耗します。』

 

 

すごく同意できる。起業後はなおさら。起業するとよくわかる。
目の前の仕事が嫌だ。自由になりたいから、フリーランスや起業をする。

 

そんな気持ちで起業すると、途中で「いやな雑用や仕事ばかりだ」となる。

 

本業以外に、税理士に任せたとしても、ある程度は経営管理をしないといけないし、人間関係で悩んだり。


数え切れない雑務が襲ってくる。独立すると、「自由って何だろう」と真剣に考えるようになる。

 

自分の場合だと、起業をして、見積書や請求書を出す。会社員のときはやったことがなかったので、これだけの事でも、本当に知らなかったし、面倒くささを感じていた。

 

そんな些細な事がたくさんある。

 

また、身近にブロガーで稼いでいる人がいる。サラリーマンから見たら、本当に自由に見えるし楽しそうに思える。

 

平日に旅行に行ったり、ネタ収集のために、新しいものをどんどん買って試している。最近だとiphone7など。

 

でも実体は、その人は、四六時中、ブログを書いている。
1日3記事以上はあげ、メルマガや執筆活動をしている。

 

「自由」をキーワードにしているが、その人の話を聞いたり、間近でみて、すごい努力をしているし、自由なの?それと思うときもある。


毎日、メルマガ書かないといけないから、それに追われていたり。

 

当人が好きでやらないと、自分では全く真似できないし、だからこそ尊敬している。

上記のリンクだと、ブロガーを否定しているけれど。

 

大学を中退して起業()予定の18歳が笑われてるけどさ

『振り返ると、高校卒業時に「レールに乗りたくない」と思って大学受験を回避し、これはまずいと思って「レールに乗りなおそう」と大学に行き、行ってみたら「レールが多すぎてカオス」な状態を経験し、しかも自分で選んだレールを少し進んでみたら「レールに乗ってても電車が進まない」、そして「レールが途中で切れている」みたいな世界に至って、ぜんぜん安易ではないところに来てしまったわけです。』

 

この筆者は、専門学校を行ったけれど、中退し、大学に入り直して、博士課程まで進学し、就職された方。


いろいろな人生を経験し、キャリアを考え、その都度、努力を積み重ねたからこそ、この記事いいなと素直に思えた。

 

最後は、今という時間をどれだけ、真剣に生きるのかが全てなのだと思う。
その一瞬一瞬を大切にできないと、何も成すことはできないと思っている。

 

他の人のコメントにのっかているだけだと、記事の意味も失われるので、自分の意見を表明しておこうと思う。

 

残念ながら、この子は失敗と挫折をするだろうと直感的に感じた。

 

起業って、本当に難しいと思うのは、超いい大学を出て、超有名企業に入って、どんなにスキルを持って、どんなに準備をしたとしても、大半は失敗しているという現実。

 

だから、この子は失敗するだろうというのは、確率的に、当たる可能性が高いだろう。

 

あとは、小さくても、また、人にとってはつまらないものでも、何かしらの成功体験がこの記事だけをみると、見当たらないので、厳しい戦いになるだろうと思っている。

 

でも、逆に、22歳時点で就職する事を考える(例えば、東大の子と同じ土俵で戦う)とすると、実はいい選択なのではないかと思っている。


自分は歳下やたとえ、中卒だとしても、自分よりプログラミングができる人や、ビジネスセンスにあふれている人は素直に尊敬する。


大学4年間、何も考えず、卒業する人と、4年間で、血眼になって努力して、失敗した人なら、会社によっては後者をとるケースもあるだろう。

 

結局のところ、なぜ、この記事を書いたかって、少数派だけど、同じく、起業した身として、応援したい気持ちがあるから。

 

あとは、自分自身、人の人生にあーだこーだ、言うレベルではないなと。
もう少しまともなロールモデルになるように、自分のビジネスを成功させて、物が言えるようになろうと、決心した次第です。

 

ちなみに、自分は、情報教育(プログラミング教育を含む)の分野で一番になり、情報活用能力を向上させることで、無駄な仕事が排除し、その無駄な仕事の分を家族や自らのスキルアップや趣味に時間を使えるようなお手伝いをしていきたいと思っています。

 

そんなミッションや方向性を決めるだけでも、起業してから、紆余曲折し、3年以上かかったという。。。