全ては仮説と検証

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ガリガリ君から学ぶ新規サービス。3億円損失のナポリタン味。

ascii.jp

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画像は上記サイトより引用。

 

ガリガリ君リッチ衝撃三部作の商品を順に紹介。

 

一作目、コーンポタージュは3日で品薄になってしまうという記録的な売れ行きを見せたもので、第2部であった江崎グリコとコラボしたクレアおばさんのシチュー味もヒットを飛ばしたそうなのですが。

 「ここでやめればよかったのに、そのあとにガリガリ君ナポリタン味を発売しました」

 経緯としては「コーンポタージュやった、シチューやったとなると、みんなが“次はカレーだろう”とか予測をしはじめたんですよね。

 

そこで予測をされたくないな、ということで“ナポリタンを出せばだれも読んでないだろう”とハードルを上げ続けて勝手に自爆をした

 上記ブログより引用

 

新規サービスを作る時、とにかく新しいものを作りたい!!

 

という欲望から生まれたサービスは、お客様不在になりがち。

 

このナポリタン味も

 

とにかく新しいものを作りたい!!

いい意味で期待を裏切る新しい味を追い求めたい

 

と意気込んだ結果、まずいものを作ってしまい、3億円の損害を与えたようです。

 

改善策として、

 

おいしくないアイスとかまずいアイスをつくってはいけない

 

というところが教訓だったようです。

 

このサイトを読んで、改めて、テストにテストを重ね、まずは少ないユーザに確実に喜ばせることを確認した上で、量産体制をとらないといけないなと思いました。

 

最近、自分も、お客様不在のサービスを作ろうとしていて、コンサルタントの方に、

 

お客様は何で悩んでいるの?

それを解決できるサービスなの?

 

と聞かれたとき、このガリガリ君と同じように、お客様に求められていないサービスを作っていたかもと反省しました。

 

とてもいい題材ですね。