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【これから起業する人、起業したての人必見】ベンチャー企業の経営危機データベース

ベンチャー企業の経営危機データベース(METI/経済産業省)

 

平成19年度にベンチャー企業にインタビュー調査を実施して収集した83の失敗、トラブル、ヒヤリとした経験に関する事例がのっています。

 

ちょっと古いのですが、今でもこれはありそうだろうなというのがたくさんありました。

 

例えば。

ベンチャー企業の経営危機データベース ベンチャー企業は業歴が浅く、知名度も無いため資金も人も集まりにくかった

 

先行投資に対する資金不足が発生したが、社歴の浅さから金融機関の信用を得られず資金調達を断念せざるを得なかった。

 

資金不足のうえ、知名度がなかったため、人材の獲得も困難であった。また、規模が大きくなるにつれて利害関係者が増え、事業の方向性を維持していくことが難しくなるなど、いくつものカベに直面した。

上記より引用

 

当初抱いたビジネスモデルを貫いて、健在みたい。

このときの舵取りは本当に難しい。

 

意志を貫いて失敗したら、身も蓋もないし、かといって、利益を求めて、ビジネス転換して、当初の理念と乖離したら、それが本当にやりたいことだったのか、わからなくなる。

 

ベンチャー企業の経営危機データベース 卓越したアイデアではあったが、実際の市場を見誤る 金融機関からの貸し剥がしにあい、資金ショートを起こす

 無料インターネットプロバイダーサービスと企業広告を組み合わせた「ハイパーシステム」を発表し、インターネットブームに乗り、一躍時代の寵児と呼ばれるようになった。

 

しかし、当初予想した市場規模ほど需要は大きくなく、外注システムのトラブルなどもあり、広告受注は伸び悩んだ。

 

こういうのを見ていると、システムは内製化または、外注したとしても、全体を把握できる人は自社でもたないと、後で痛い目にあういい例だなと。

 

他にも、様々に役に立つ例があるので、ぜひ、見ておくと参考になるでしょう。