ひとりビジネスの教科書: 自宅起業のススメの感想と役だったところ8選
◯1.雇われて働く時代は終わった。
この中で、アメリカの例がでています。
アメリカだと3人に1人がひとりビジネスをしています。
私の経験でいうと、やはりITの力が大きいでしょう。
それにより、最初にかかるコストが劇的に減りました。
製造業をするなら、最初に機械を購入しなければいけませんし、
お店を開くなら、最初に賃料を払ったり、設備投資をしたり、物を仕入れたりしなければなりません。
しかし、パソコン一つあれば、今住んでいるところをオフィスにすることも可能で、最初のコストが劇的に下がりました。
◯2.好きなことで稼ぐ
『自分の興味、経験、強みを活かして、自由に自分のメッセージを発信しながら、お客さんが「ありがとう!」と感謝し、お金を払ってくれる。ひとりビジネスは最高にハッピーなノンストレスのビジネスモデルなのです。』
最近の傾向をみていると、好きな事をやっていると、お金になってしまう場合もあります。ユーチューバーとか、まさにそれなのかなと。
◯3.値付けのコツは「松竹梅」
『商品の価格を決める時のコツがあります。松竹梅の3つの価格帯を設定することです。』
私が起業して、一番困ったのは、自分っていくらなのだろう?と。
最初は仕事が欲しい。でも、高くつけたら、誰もお客様にならないのではないか。
そんな不安に駆られます。
一つコツは、いくら稼ぎたいかを明確にすることです。
例えば、コンサルティングなどであれば、1時間2000円とか安く設定してしまう場合もあります。そうすると、月に20万円を稼ぐにも、100時間仕事をしなければいけません。
一人2時間だとしても、50人のお客様を見つけてくるのは結構大変です。
意外とこれが破綻していると気づかない人も多いです。
◯4.デジタルツールを活用せよ
ホームページ、ブログ、メールマガジン、ステップメール、動画、フェイスブック、ツイッター、Line@などを使うと良いと書かれています。
私は、全部やれと言いますが、どれか一つ取るとしたら、ブログをとります。
ブログが一つちゃんとできれいれば、メールマガジンもステップメールも基本的に、うまくいくでしょう。
◯5.最強の集客とは◯◯だ。
答えは、紹介だそうです。
自分でブログを書いていても、わかるのですが、いい記事を書くと、
他の人に紹介されます。
そうすると、アクセス数は100が1000になり、そして1万を超えることもあります。
◯6.毎日「帳簿」を記入する
起業して、あまり意識がないと、あとでいいや、あとでいいやと思ってしまいがちです。そういう自分はそうでした。
そして、決算月にあわてて、半年分とか一気に入力したりして、反省しています。
もう辛いことはしたくないと思い、2週間に1度はいれるように最近はこころがけています。
◯7.見栄えだけのオフィスはいらない。
『法人化と同じく、「ひとりビジネス」初心者がよくミスしがちなのが、オフィス。』「ひとりビジネスを始めるんだ!」と息巻くのもわかりますが、専用のオフィスは利益が潤沢に出るようになってから十分。』
憎むべきは、固定費だと思います。
私は、起業をするときに、最初の1年は無収入でも生きていけるお金は準備しておいてから、起業しました。良いことは、焦らずにすみます。
ただ、悪いことは、それでダラダラしてしまったかなと。
◯8.未完成でもいいから、発信せよ!
『ミッションとビジョンは、憲法や法律ではありません。1度書いたものを、放置せずに見なおしてブラッシュアップしていっていいのです。ふとした気づきや直感や感動をもとに、修正していっていいのです。』
ビジョンを語るのも重要だけれども、それに縛られて、ずっと、起業したいで人生が終わってしまうのが一番最悪だと思います。人生は一度ですから。
まとめ。
これから、起業する人、起業を考えている人にはオススメの書籍でした。起業して、3年たっても、役立ちました。