急いでホームページをリリースをすると、結局スピードが遅くなるお話。
「うちは、ホームページのリリースが早いです!!
どんどんリニューアルしています。」
こうやって、サイトを運営している人は素晴らしいと思います。
ただ、中身を見ると、
- リンク切れ
- 画像が適切に表示されていなかったり。
- HTMLのタグがおかしい
また、ページ数が多い場合、ホームページのヘッダーやフッターやサイドバーなどは共通化しておくべき(同じ部分は極力コピペしないで、ファイルを分けておく)なのですが、それができていなかったり。
また、テストできる環境がなかったり。
そうすると、何が起きるのかというと、改善するコストが跳ね上がる。
例えば、全体的に、あるタグを埋め込みたいとき、共通化していれば、1箇所変更すればいいものが、共通化していないと、100ページあれば、100ページにタグを埋め込まなければいけない。
非常に面倒くさい。そして、結局スピード感は失われる。
また、簡単そうな作業も、サイトが複雑な構成になっていて、1つの改善にすごく時間がかかることもある。
こうなってくると、末期である。
牛歩のスピードになる。
そんな事を考えていると、最初から設計をさせてくれれば、いいのにと思ってしまう。
ホームページ制作など、納品されたら終わりが多い。
でも、本当はそこからがスタート。
スタートラインでしっかりと方向性を定めておかないと、後から躓く。
最近、思うのは、最初の設計が未来の8割を決めるのではないかと思っている。
それぐらい大切だし、時間をかけるべきところなのだと思っている。
【まとめ】
最初の設計は大事。本当にスピード感を求めるなら、最初の設計に時間をかけるべき。