全ては仮説と検証

Webに関する集客などの悩みを解決。情報活用・プログラミング教育が専門、佐藤雄大のブログ

可能性の翼を広げるICT教育。日出学園の事例。

面白い記事があったので、共有します。

www.yomiuri.co.jp

 

テーマに関して、インターネットで調べたり実際にクラスメートにアンケートをとったりしてデータを集め、結果は1枚のポスターに、写真やイラストなどを加えてわかりやすく表現する。
 
折れ線グラフや棒グラフ、円グラフや立体グラフなど、違いや傾向などがひと目でわかるようなグラフを選択する。3分間の発表で原稿は読まず、身ぶり手ぶりを交えて説得力にも気を配る。

 

それを踏まえて

授業では、前半は8グループが発表する側になり、残りの8グループが評価する側になる。後半は入れ替わる。
 
生徒は発表と評価のどちらも経験することができるしくみだ。評価は、デザイン、説明、調査、モラル、要件の各項目で1~5点を付ける。評価は成績に影響するので真剣さも求められる。 

 

この授業の効果として

「それは情報の扱い方に原因があります。メディア・リテラシーは、単なる座学ではなく自分が情報を発信する側になって初めて身に付くものだと思います。情報の発信の仕方を覚えると情報の受け取り方も変わってくる。このコンクールの一番大きな狙いはそこなのです」

 

私の所感。

こういう授業が増えてきてほしいと思うと同時に、学生だけでなく、社会人にもぜひ、身につけてほしいと思っています。

 

社会人であれば、

  • 面白いサービスを考える
  • そのサービスが流行る仮説をたてる
  • インターネットで調べるなどして、検証する
  • 上司に発表する 

 

こんな単純なことでも、実は高度で、インターネットで調べることはできても、仮説のたてかたが分からなかったり、

グラフは作れても、未来を予測する(統計学を使って)ことなど、ある程度、知っておかなければなりません。

 

最近は個人や企業の方に、このあたりのお話や知識を伝えられたらと思って、活動をしています。